一和堂工芸  
   



**漆芸王国・高松**

香川漆器について・・・
藩政時代、殿さまの奨励と支援を受けた工業や文化として香川県では漆器の伝統技法が今日まで永く受け継がれ、幾多の名工を生み、巨匠をだしています。昭和五十一年には漆器のうち、「蒟醤、存清、彫漆、後藤塗、象谷塗」が国の伝統的工芸品の指定をうけました。

 
 

(a)

(a)中塗に朱を塗っているところ。(作業:後藤塗茶托)

漆製品は本当に時間と手間がかかるのだなあと工房を見学させてもらって、常識として知っていたことだけど、改めて感じました。一和堂工芸さんではすべての工程が職人さんによる手作業。ひとつずつモノをつくっていくことって本当に大変なことなのですね


(b)↑もう一度、漆を塗っているところ{
(作業:後藤塗茶托)

(c)↑ 胴慴(どうずり)といって塗った後、このようにみがくことで表面がよりなめらかになる。(作業:後藤塗茶托)

(d)
(d)これが菰打ち、左で生漆をぬり、右で菰を打つ。(作業:象谷塗丸盆)
 
 
↑右は出来上がったばかりのもの、これが年月がたてば左のように朱色になってくる。これは上の(a)の写真のように中塗に朱を塗っているからなのだそうです。ご存知でした?(写真例:後藤見付象谷)
 
 

 

<漆製品の扱い方とご注意>

●使用後は、微温湯にひたした布で汚れをおとし、乾いた柔らかい布(糊などのついていないもの)で丁寧にくもりを拭き取ってから保存しますと、いつもきれいな艶を保つことが出来ます。
●漆器はいきなり強くこすりすぎると艶が消えたり、傷かついたりしますから柔らかい布で塵を払い落としてから拭いてください。
●器を直射日光のあたる場所に長時間置くことは禁物です。
●新しい漆器の臭いは米櫃の中に数日間入れておくと臭気を除くことができます。
●欠けたり、傷ついたりした場合には、柿渋、または他の塗料を塗っておくと痛みがひどくなりません。
●塗膜の表面の艶が消えた場合、綿にごく少量の菜種油をつけて表面全体をよく拭いた後、柔らかい布で油のくもりがなくなるまで拭けば光沢がでます。

 
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