築山窯 篠原拓生  
   
   
◇築山窯 篠原拓生 陶歴
 
 
1948年  
1976年 
1980年
1997年

徳島県鷲敷町に生まれる
兵庫県・丹波にて学ぶ
鷲敷町に穴窯を築く
香川県・五名に移り築窯


香川県在住

 
    

 

先人の精神を尊びながら、自然が教えてくれていることに感謝しつつ作っていきたい。
生活の中で役立ってもらえれば幸いです。

 篠原拓生

 
 
◇ある日のこと・・・
 夫と用があって徳島の近くまで出掛けていたときのこと。用が終わり、ちょっとお茶でもしようかと入ったケーキやさんにあった雑誌に「香川のおいしいパン屋さん特集」がやっていました。
実は私、相当な「パン好き」ですが、こちらに暮らしからなかなかおいしいパン屋さんがみつけられず、「おいしい」と聞けば足を運ぶ・・・という生活を繰り返していました。
その雑誌の中の1件が「陶芸家のご主人が手つくりで作ったパン窯でやく天然酵母のパン」というものがあり、そのケーキやさんと同じく、限りなく「徳島」に近い「香川」だったので、天気もいいし、ドライブがてらいってみようかとカーナビ便りにパンほしさにでかけてみることに。
途中、カーナビ上には「道無き」道ををひたはしり、ついた集落には「こんな山の中に人が住んでいるの?」と思うくらい自然豊かなところで、周辺の人に家を教えてもらいいってみると、パン屋さんではなく、普通に「工房」と「自宅」のみだった。
どうやら、雑誌の情報漏れだったようで、よくパンやさんと思ってくる方が多いそう。
そんなこんなの、この奥さんの焼くパン欲しさの(?!)おつきあいが始まり約一年。
一年前に、個展にて購入させていただいたうつわが本当によくて、是非ご紹介したいなと思った次第です。
「大事にしたら一生使えるよ。」といっていただいた我が家の灰釉ドラ鉢や焼締めの花器は使えば使うほど愛着のわくものとなっていきました。
 
 
植村れいこ@とうもん
 
 
↑手前は工房、奥はご自宅

 手前の工房にはギャラリーを併設していて、このギャラリーにうかがうことになるのだけれど、ここに来ると半日以上いろんなお話をしてしまいます。
木そのままの床板や、山の中特有のすーっとさわやかな風がとってもここちよく、ついつい長いしてしまうのかなーと思います。

 
 


↑工房とご自宅の前はがけになっていて棚田が続く。
とっても山の中にある工房です。

びっくりするくらいの山の中で、多分地図上の直線距離では四国八十八ヶ所巡礼(お遍路さん)の88番札所「大窪寺」に近いんだと思います。その山の反対側の面くらいなイメージです。


↑個展にて購入した花器
 
   
   シンプルなうつわが多く、とっても哲学的な篠原さん。
いつも「○○については、どう考える?」などと哲学的な質問がとんできて頭を抱え込んで考え込んでしまうことの多いとうもんです。
お酒好きの篠原さんの説では
「酒はぐいのみみたいな立ち上がった形より、杯の広がった形のほうがおんなじ酒でも不思議なことにうまいように感じるんだけどどう思う?」とか
とうもん思わず「考えたことなかったです。」と。
みなさん、どっちがおいしいか?どう思われますか?
 
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