売れ筋ランキング2001
 
  
 古都奈良に生まれ育ち香川県高松市に嫁いで数年の私が香川を知るため 香川の不思議・香川の魅力にせまるコーナーです。一度、連載中止しましたが「おもしろかったのに!!」とお声をいただき調子ののって再連載。(不定期更新)


 力ひとことでいうなら、香川県の人がよくいう”日本の地中海性気候”というほどの天気のよさでしょうか? もっとも、これは、私も香川にくるまで知らなかったけれど、四国以外に住んだことのない四国生まれの方にとってもしられていないことだと思います。空がこんなに青いとは…というのが感想です。 香川の人にとってはこの天気のよさは”しょっちゅう水不足になる…”と写るらしいですが私なんかは、自転車でウキウキお買い物〜♪といった具合で、そんなあやしい人をみかけたらきっと私です。気にしないでください。

というわけで「気候」が違うと「風土」というか「文化」が違うというのが世の常で、そんな気になる「文化」でもとうもん的にはもっとも気になるのが「食文化」。そんなわけで香川の食文化に今回はせまってみようと思います。


 

 ◆香川のおでん・・・ (香川の何それ NO.2)


↑右端が辛子味噌

始めに、おでんに何かけます?普通、「ねり辛子」だよね。がんばっても関西人なら京都風ゆず味噌か、もうひとつがんばっても八丁味噌かな・・・?
 讃岐うどんで有名なこちら香川は街中、いやはや県内いたるところに「うどんや」がありますが、そんなうどんやさんで必ずサイドメニューとしておいてあるのが「おでん」。
 で、ここまで読むと「おでんぐらいどこでもあるじゃん。」と思われがちなのですが、そのおでんコーナーに必ず置いてあるのが常滑風のツボにはいったおでんにかけるであろうと思われる「タレ」。
 このたれ、白味噌ベースかな?と思うタレなので「ゆず味噌???」と思ってしまいますがこれがどっこい「辛子味噌」なのです。主人に聞くと、こちら香川ではおでんには「辛子味噌」をかけるのが「標準」ということでかなり驚いたのでした。


 この辛子味噌、確かに香川の郷土料理にはこの甘い白味噌を使った料理がおおく、また辛子を使った料理も多いなあ・・・と以前から私も思っていたのでそんな二つが合体して「辛子味噌」ってのはわかる気がすると妙に納得したのでした。
 その白味噌の感じとは「わけぎのぬた」を作るのにちょうど「白味噌」を買ってきて「酢」を混ぜればよいくらいの「甘さ」をもった白味噌で、こちらのお正月の雑煮は「あんもち白味噌雑煮」というのは最近全国に広がりつつある有名な話。やっぱり、白味噌文化なのですね。
もちろん、スーパーにいくとどんなところでも「讃岐白味噌」や「おでんからし味噌」は標準で売っています。


↑普通に売っているおでんからし味噌と讃岐白味噌

今回これを書くにあたって、おでんからし味噌についてちょっと調べたのですが、一説によると「昔、江戸の中期まではおでんにかけるものは全国的に辛子味噌だったが、その後、練り辛子が標準とされ、四国香川にはその伝統が今でも残っている」とか、本当だかどうだかそのあたりは不明ですが・・・


うつわは栗山窯の粉引掛分丸皿(こちらから)

はたまた、具にはいわゆる「練り物」が多くって上記写真にはありませんが、こちらの人にいわすと「讃岐てんぷらがはいってないなんておでんじゃない。」と県外に出た人はおでんを炊くときは実家のお母さんに送ってもらうとか・・・
 また、上記写真でもわかるように「かまぼこをふたつにきったもの」も定番中の定番らしい。そんな、讃岐のおでんを画像に取りたいとお友達のトックンに無理やりおでんを作ってもらいました。彼女のおでん自称「炊き出し担当」というだけあって、むちゃくちゃおいしいんです。大根なんてもう最高!

 こう書いてしまうと「讃岐うどん」や「讃岐てんぷら」、「讃岐あんもち白味噌雑煮」も気になってしょうがない!!という方がいらしゃるかも・・・またの機会に乞うご期待♪


というわけで、奈良出身の私が香川の食文化にせまった”香川の何それ”でした。

2002.02..12
Special thanks for トックン

 

 

■香川ちゃりんこ探検隊トップページへもどる




 
Copyright (c)1999-2004 Toumon All Rights Reserved.