売れ筋ランキング2001
 

古都奈良に生まれ育ち香川県高松市に嫁いで数年の私が香川を知るため
香川の不思議・香川の魅力にせまるコーナーです。
一度、連載中止しましたが「おもしろかったのに!!」とお声をいただき調子ののって再連載。 (不定期更新)

  

 
 力ひとことでいうなら、香川県の人がよくいう”日本の地中海性気候”というほどの天気のよさでしょうか? もっとも、これは、私も香川にくるまで知らなかったけれど、四国以外に住んだことのない四国生まれの方にとってもしられていないことだと思います。空がこんなに青いとは…というのが感想です。 香川の人にとってはこの天気のよさは”しょっちゅう水不足になる…”と写るらしいですが私なんかは、自転車でウキウキお買い物〜♪といった具合で、そんなあやしい人をみかけたらきっと私です。気にしないでください。

そんな訳で野菜。これは見たこともないものが多かったです。
例えば同じ”キクナ”でも『これなんて野菜』と聞いてしまった程、茎が太く立派!太陽が強いせいか、すこし苦みが強いようにも感じる。 ということで見たこともない野菜とその食べ方を取材してみました。

◆葉ごぼう・・・ (見たことない野菜 NO.2)

 香川にきて始めてみた野菜に「葉ごぼう」というものがある。最初は「えっ!フキ?」と思ったけれどフキにしては根の部分がついているし、そういえばフキは根が切り取られて売っているのしかみたことないから実はこんなのなのか???と思ってしまったくらい出回る季節といい茎や葉の感じといいフキと同じ。しかし、葉ごぼうの横には必ず「フキ」が並んで売っているのでこれが違う野菜だと知るわけなのだが、後々、よく聞いてみると兵庫県出身の人もよく食べていたといっていたから香川特有の野菜というわけではなく「特産物」であるらしい。しかし、私にとっては始めての野菜だったのである。
これは見た目もフキに似ているのでフキと同様に調理すればいいのかと早速購入してみたのは香川にきて初めての早春の季節。もう、あれから思えば7年目の春を迎えようとしている。


↑葉ごぼう全容

 

 季節的には、先述のとおりフキの売っているころとほぼ同じだと思うのですがいわゆる「早春」という季節。年明けくらいから4月になるくらいまで・・・だと思われる。価格的にもフキとほぼ同じでこちら香川では一束198円くらいが平均的。これが、一束「158円」とかだと速攻買い物カゴにいれるとうもん。調理方法はこれまた、フキ同様下湯でしてアク抜きしてから使う。我が家はもっぱら「炒め煮」のような料理が多い。

 


↑葉ごぼうの「葉」アップ
 この「葉」の部分も立派だが八百屋さんにて聞いたところ「フキは葉も食べられるけど葉ごぼうは葉はどうしても食べられないので食べんようにね!」といわれた。まるで「どうにかしたら食べられるのではないか・・・?」と思っている私の心の中を見透かすようなそのお言葉。ほほ〜。そうなのだ。食べられないのかと納得して帰途につく。

↑葉ごぼう「根」アップ

 

 葉ごぼうの「根」の部分はそう、当然「ごぼう」ちゃん。この根のアジはもちろん普通のごぼうと同じ。しかし、手のひらを大きく開いたくらいの長さしかない。丁寧にひげ根を取ってキンピラにしたりして食べていた我が家。先日、地元テレビをみていたら、地元の食べ方というのは、ひげねもそのまま皮もこそげず茎と一緒に炒め煮にしていた。この「ヒゲ根をつけたまま食べるのがこのあたりの調理方法だ。」と地元の人たちが紹介していて驚いてしまった。

葉ごぼうとアゲの炒め煮
葉ごぼうとアゲの炒め煮

 香川では我が家からも比較的近い(車で10分くらい)の牟礼町というところで戦後作り始め育てられている特産品だそうです。
近いのに知らなかった・・・
そのあたりにいったら植わっているのが見られるのだろうか・・・?と思ったとうもん。
なんといっても旬の食材はおいしいな。と改めて思った今回でありました。

というわけで、奈良出身の私が香川の食文化にせまった”香川の見たことない野菜”でした。

2003.03.31
Special thanks for 八百屋のおばちゃん


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